FB Scout 2024年9月号 久留米東ボーイズ掲載☆

脅威の久留米東ボーイズ!その強さの源に迫る

 久留米市を拠点に活動する中学硬式野球チーム、久留米東ボーイズ。その名は今や強豪チームとして知られている。その秘訣とは何か?今回は、チームの内部に迫る。


 福岡県久留米市を拠点とするこのチームは、2年生26名、1年生19名を擁する大所帯。その中でも特に注目すべきは、現在の2年生。彼らは1年生大会で九州チャンピオンの栄光に輝いた実績を持つ、まさに黄金世代だ。この強豪チームを長年にわたって率いるのが、清水耕作監督だ。

 

 清水監督は、日田林工高等学校からホンダ熊本へ進み、浮羽ボーイズの監督や小倉ボーイズのコーチを歴任してきた実力派。監督が13年間一貫して掲げる信念は、「試合でしか得られない緊張感を全員に経験させること。」そのため、すべての選手に試合経験を積ませ、さらに複数ポジションを守れるよう指導し、選手たちの将来の可能性を広げている。


 打撃では、選手たちは1年生の時から木製バットを使用。体全体を使ったスイングを習得することで、バットの性能に頼らない打撃力を磨いてきた。また、選手一人一人の成績をデータ化し、数字として提示することで、目標を設定しやすくし、選手達が自らの成績向上に向けて努力する意欲を高めている。そして何よりも重要視されているのが、キャッチボールだ。清水監督は「試合か厳しくなるほど、キャッチボールミスで負けることか多い。だからこそ、キャッチボールの重要性を選手たちに深く理解させている」と語る。


 さらに特筆すべきは、久留米東ボーイズを支える練習環境だ。グラウンドから室内練習場まで、すべてが会長の手作りでIから作り上げられたものである。室内練習場内部には、ティーバッティング、マシーン打撃、ウェイトトレーニング器具、そしてブルペンが完備されており、365日どんな天候でも選手たちは練習に励むことができる。

 この圧倒的な練習環境と、選手たちの努力が生み出す強さ。久留米東ボーイズがこれからもさらなる高みへと進んでいく姿から、目が離せない。

 

 FB Scout 2024年9月号 久留米東ボーイズ掲載☆

【12期】一村琉生 主将(1番・捕手)

Q主将として大事にしていることは?
 選手一人一人がバラバラになって行動しないように当たり前ですかまとめることを意識している。
Q今年のチームの特徴は?

 打ち勝つ野球です。今年は打撃のチームなので必ず打ち勝ちます。
Q個人のアピールポイントは?
 打撃と足に自信かあるのでそこを見てほしいです。
Q今年のチームの目標は?

 必ず秋の九州大会で優勝し、九州チャンピオンになります。