OB【4期生 真鍋 仁】巨人・丸より完璧な勝ち越しセーフティーバントで初戦突破

創成館・真鍋 絶妙バントで決勝点

【4期生】 真鍋 仁

創成館高等学校 2年生(2019年10月)

●【スポーツ報知】記事

創成館・真鍋が巨人・丸より完璧な勝ち越しセーフティーバントで初戦突破…秋季九州大会

プロ野球CS最終ステージ突破を決めた巨人・丸佳浩よりも完璧な出来だった。8回に同点とした創成館は、なお1死一、三塁で途中出場の6番・江原叶琉三塁手(2年)がセーフティースクイズを失敗。投手の正面に転がり、三塁走者は帰塁して2死二、三塁、背番号16の真鍋仁二塁手(2年)が2ボールからの3球目をセーフティーバント。熊本国府の瀬田歩輝捕手(2年)が祈るように切れるのを待ったボールは、三塁線上で止まった。三塁走者がかえり、これが決勝点となった。「(相手の)スキを狙っていました」と真鍋は会心の笑みを浮かべた。

「バントは100%(成功させる)と思っています」と胸を張る。

 

●【長崎新聞】記事

創成館・真鍋 絶妙バントで決勝点 熊本国府に4対2で逆転勝ち

決勝点を生んだのは、背番号16の真鍋。1-2の八回、同点に追いついて、なおも2死二、三塁で打席に立つと、冷静に相手の守備を確かめた。「サードが下がっている」。2ボールから意表を突いたセーフティーバント。「どうか入ってくれと祈った」。バッテリーが見送った白球は三塁線のフェアグラウンドぎりぎりで止まった。球場は大歓声に包まれた。
県大会はベンチから外れて悔しい思いをしたが「練習不足だった」と謙虚に受け入れた。「時間を大切に、バントは100パーセント決める気持ちでやってきた」。その努力が今大会前の紅白戦で認められ、この日は7番・二塁での先発起用。最後まで勝負を託した稙田監督は「サインなしで、こちらの意図が伝わっていた」としびれる場面を振り返った。